5年間 A+ で停滞していたポンコツがオール X になるまでの変遷
概要
この記事では、スプラとの出会いから X になるまでの変遷を記します🤗
テクニック等の説明は別記事で!
目次
スプラトゥーンとの出会い
2016年3月末、知り合いの家で遊んだことが始まりでした。
当時大学一年生。
我が家はゲーム禁止の家庭で、大学に入ってから自分のお金で買って遊びなさいと言われており、ちょうど Wii U を購入した直後のことです。
TPS なんて見たこともやったこともなかった + インクを塗って遊ぶというその斬新で新鮮なゲーム性にどハマりし、すぐにソフトを買いました。
それが地獄の始まりとは知らずに。。
わかばシューターの次、すなわち初めて自分で使ってみたいと購入した武器は、スプラローラー でした。
単純にコロコロして相手を轢けば倒せる + それが楽しかったという理由で持ったのですが、
- ジャイロ操作が全く手に慣れず、半年以上ジャイロオフでやっていたせいでシューターだと瞬時のエイムが全く合わなかった
- 1 の頃のローラーは縦振りがない代わりに、横降りの確殺範囲が広かったため、より初心者が使いやすかった(と感じた)
- メガホンやダイオウイカが強かった
といった感じでした。
そうですめちゃめちゃに下手でした。そもそもゲーム経験がほとんどなかったのもありますが、半年間ジャイロ操作ができなかった時点でだいぶ不向きなのがわかります😭
上記のこともありつつ、当時から活躍されているプロゲーマーのはんじょうさんの動画がとても好きだったので、ローラー系統の武器をよく使っていました。
この神回今でも大好きです☺️
ガチマッチへ
ランク 10 になり、いよいよガチマッチへ参戦しました。
1 のガチマの仕様は
- エリア、ヤグラ、ホコの三種
- S+99 が最高
- 今のようなゲージ制ではなく、Xパワーのように数値が上下し、0 になるとウデマエダウン、100 になるとウデマエアップする
- ウデマエは全ルール共通だったため、得意なルールだけ潜って上げるみたいなことができた
- タッグマッチ(2 でいうリーグマッチ)で、A+99 までウデマエを上げることができた(養殖なんて言われてました)
- B+ と A+ がマッチングするなんてこともあった
てな感じで 2 とはかなり違います。ルールごとの仕様もかなり違いましたがそれは割愛します。
僕は養殖なんて言われるのが嫌だったので、自力で頑張ってました。
半年経ってようやくジャイロに慣れ、ヤグラはスプラローラー、エリアはボムラッシュ持ちのスクリュースロッシャーで潜りました。キルが取れなくてもルールに関与して味方の足場を塗りまくっていれば勝てたので、A までは順調でした。
ここからです。
やはり A+ になると、ただ塗ってるだけでは勝てません。ちゃんとキルを取れないといけないと思うようになりました。
そこで色々な武器を試している中、さとっこさんというカーボン使いのキル集動画に巡り合いました。
この動画はスパショメインですが、めっちゃかっこいいです。
このスピード感と魅せプレイに一目惚れしてしまい、そこからはずっと カーボンローラー でプレイしていくことになります。
台パン
で、すでに不穏なテーマですが、結論から言うとカーボンは物凄く強い武器でした。
- 1 はクイックボムがめちゃくちゃ強かった
調整入る前はなんと最大四回投げられたという......クイボ持ち半チャキル可能なリッター3Kが大暴れしてナーフされたくらいです。
- スパショトゥーンと呼ばれた時代があったくらいスーパーショットが猛威を振るっていた
調整入った後も強かったです。短射程でも長射程武器を葬ることができましたから。
- メインがそもそも強い
一撃で倒せる上、クイボでコンボも決められるので本当に強かったです。
しかし。。。
上記三つが強いのは、ルール理解度とエイム、適切な立ち回りがあってからこそでした。短射程武器ということは、瞬間的エイムがないとただ突っ込んで沼になるだけです。
加えてスパショの吐きどころとか何もわかっていなかったので、とにかくキレ散らかしながら練習しました。
その成果あり、何度も A+98 ~ 99 まで到達したのですが......。
昇格戦、全て負けました。少なくとも30戦は昇格戦やってます。でもそこから連敗し、毎回 A+40 くらいまで下がっていました。
隣にストレス発散用の空ペットボトルを用意していたのですが、何本いろはすにしたか覚えていません。おかげで当時一緒にスプラをやっていた彼女にフラれました。
ということで、僕のスプラ無印は最高値 A+99 で幕を閉じました。
スプラ2へ
そんなこんなでスプラ2が発売され、当日の発売された瞬間に購入しました。
速攻でナワバリを終わらせ、ガチマに潜るのですが、
ここで色々課題がありました。
- 発売から一年経つまで、クイボ持ちカーボンがなかった
- 最初期はヒッセンが大暴れしており、スプラローラーでは立ち回るのが難しかった
- 縦振りが追加されたが、下手で扱いきれなかった
そんな感じで、手に馴染んだクイボカーボンが使えない + ローラーがしんどいということで、別武器への移行を余儀なくされたのでした。
更には、
ことで、プレイスタイルがかなり変わります。
色々な人にオススメされたプロコンも買って一年ほど練習したのですが、携帯モードでのプレイが1番やりやすかったので、僕は JoiCon でプレイすることにしました。
いい機会だと思い、シューター中心に色々な武器を練習しました。苦しみながら😉
それからは N-ZAP85 通称黒ザップやスプラシューターでひたすら潜りました。が、A まできたところで方針を変えることになります。
それは、エイム練習のため、あえて チャージャー を持つことでした。
その中でも、サブがポイントセンサー、スペシャルがインクアーマーという、攻撃手段がメインを当てるしかない スクイックリンα を選びました。
これが物凄く効きました。
初撃を当てないといけない + そこまで射程が長いわけではないので、エイム合わせと射程把握の勉強に役立ちました。
この練習環境で二年やることになります。
持ち武器を探す
初めて S+ に上がったのは、2020年3月でした。ガチヤグラです。
ヤグラに乗りながら仕事ができる、ジェットスイーパーとダイナモローラーを使ったことで、あれだけ停滞していた A+ から一気に S+0 まで勝ち上がりました。
ステージにもよりますが、やっぱり長射程はめちゃくちゃ強かったです。
ここまでで分かったこと。S+ に上がるまでに必要なことは、
圧倒的エイム力やキル力ではなく、ルール関与
だということです。
一人で突っ込まない、ルールオブジェクトに関与する、クリアリングする。
これだけで、全く使ったことがなかった武器でもウデマエアップできました。
ただしそこから全く上がらなくなり、得意武器を求めて数多の武器を使うことになります。
黒ザップ、スシ、カローラデコ、ヴァリアブル、マニューバー、ブラスター、傘......。
何一つ手に馴染むものはありませんでした。
唯一黒ザップはエリア、ホコ、アサリを S+ に押し上げることができたので、結構使えると思ったのですが、練習したエイムでも不十分で、手になじみませんでした......。
S+ からは、安定した勝率を出すためにはやはり、最低限の対面力が必要だったのです。
そんな中、出会ったのが スプラローラー でした。
偶然か必然か、スプラトゥーンで初めて持った武器でした。
2020年4月のことです。上位帯では自爆スイッチで有名なスーパーチャクチ持ちなので敬遠していたのですが、四年ぶりに再び持つことになります。
ローラー生活の始まり
まずは自分のルールを決めました。
- ガチマッチはローラーのみで潜り、浮気しない
- ローラーが強いステージ、立ち回りを厳選し、勝てる試合にだけ臨む
- 一本ヒビが入ったらその時間のガチマッチは終わる
- 潜る前に最低五分試し撃ちし、その日のエイム力を見極める
- エイムが悪い日はキルではなく味方をカバーする動きに徹する
上記五つは厳守しました。
さて、当然ながら全く使えないので、まずははんじょうさんの立ち回りや、色々な方のローラー解説動画をひたすら観て学び、ルール毎の立ち回りを覚えました。
うまくできたプレイ、なぜ死んだかわからないシーンは30秒動画保存機能で保管しておき、あとで見返しました。一見無双できたと思うシーンでも、実は味方のカバーのおかげでキルを取れていたりと、発見がたくさんあったのでオススメです!
ヒーローモードを全クリしていたので、スプラローラーより見た目が好み(元愛武器カーボンそっくり)の ヒーローローラーレプリカ に途中で変えたのは内緒です。まあ武器性能は全く同じなので🤗
そんなこんなで毎日二時間以上必ずガチマッチに潜り、練習しました。コロナの影響で在宅勤務になったことで、仕事終わりや休憩時間にすぐに潜れたのが大きいのでたまたま噛み合いました。
はんじょうさんの動画だと、自分は以下が1番参考になりました。
配信動画なので長いですが、味方が二落ち、三落ちした時の立ち回り、打開の仕方が物凄く勉強になります。
あと単にめちゃくちゃ面白いのでオススメです!もこう先生やたいじさんを知っているならなおさら😂
誰の視点でも楽しめます。
さて、そんな生活をしていく中で、課題がどんどん浮き彫りになっていきます。
簡単に洗い出しただけでも以下がありました。
武器に関しての練度・理解度
- エイムが悪い
- 武器の射程 + 敵の対面した時の相性を理解していない
- 自分に合う感度が分からない
- 武器に合う立ち回りを知らない
- マニューバー系統武器の歩き撃ちとスライド後停止撃ちの違いを知らない
システム理解度
- スーパージャンプの着地点のマーカーの見方を知らない
- ビーコンの使用可能回数(ランプの点灯個数)を知らない
- ヤグラ乗ったりデカアサリ保有するとスペシャルゲージが溜まることを知らなかった
- 敵味方のギアの確認方法を知らない
- ギアの効果を全ては把握できていない
立ち回り
- 人数有利・不利の状況判断ができていない
- ルール毎の攻め方、守り方がわかっていない
- 有効な潜伏、キルができない
- 塗りの重要さがわかっていない
- マップ確認を怠る
ざっと思い出すだけでもこれだけあります😦
でも、
このうちのほとんどができない、知らないまま X になりました。
つまり、S+ を突破するだけなら、いくつかの重要なポイントを押さえておけばいいとの結論に至りました🦑
重要項目はたった四つ
- 一つの武器をひたすら使い続け、ルール毎に有効な立ち回りを身に染みさせる
- その武器のスペシャリストのプレイ動画を観まくる
- 自分が立ち回りやすい、持ち武器が威力を発揮できるステージ、そうでないステージを学び、勝てる場所を厳選して潜る
- とにかくガチマッチに潜って場数を踏む
上記四つを徹底的に行えば、最大関門とも言える S+3 → S+4 の壁は突破できます。
少し詳しく説明します。
1. 一つの武器をひたすら使い続け、ルール毎に有効な立ち回りを学ぶ
色々な有名プレイヤーの方々もおっしゃっていますが、やはり練度に勝るものはありません。
この武器を使いたい、この武器で勝ち上がりたいというものがあるなら、ひたすら使い続けましょう。
もちろん環境がきつい、武器パワーが低い、扱いが難しいなど一筋縄ではいかない場面が多々あります。が、スプラ2は1とは異なり、対面力よりも戦略が物を言います!
つまり、一般的に言われている所謂弱武器でも、やり込み次第で X に上がること自体は可能だと思います。
2. その武器のスペシャリストのプレイ動画を観まくる
これは上でも上げた通りですが、もし「この武器と言えばこの人」というプレイヤーがいるなら、是非動画を見るべきです。この武器はこんなことができるんだ、というのはもちろん、ここ登れたんだ!とか、様々な発見があります😎
オススメは裏切りマンキーコングさんのスプラ学園シリーズですね。色々な方が出演されています。
下記動画はローラー使いたい人は一見の価値ありです😆
3. 自分が立ち回りやすい、持ち武器が威力を発揮できるステージ、そうでないステージを学び、勝てる場所を厳選して潜る
これは、ガチマッチでの勝率を高い所で維持したい場合は必須だと思います。
やはり、武器によって得手不得手なステージ、ルールは基本存在します。(全盛期デュアルは別ですが......)
例えばローラーの場合は、個人的には潜伏キル + 前線上げがしやすいチョウザメ造船、バッテラストリート、ショッツル鉱山は全ルールとても動きやすいですが、オートロ全般やデボンアサリ、モンガラエリア、アロワナアサリ、タチウオエリアのような、身体を出さないと移動できない場所が多い or 長射程に強ポジを維持されるステージはかなり苦手です。
また、ステにもよるんですがローラー無印は塗りがあまり強くないのでエリアがあまり得意ではありません。自分が S+ でプレイしていた時は擬似デュアルと擬似竹が大量発生していたので、エリア確保されて動き辛くなってさらにしんどかったですね。。。
といった感じで、まずは自分が動きやすいステージ + ルールの組み合わせを見つけましょう!
得意なセットで勝率8割キープできるまでひたすら練習あるのみです🦑
苦手なセットはその後からの練習でも全然遅くありません。
4. とにかくガチマッチに潜って場数を踏む
特にこれが大事です!
ゲージ割れとか味方が戦犯したとかウデマエ落ちたとか気にせずに潜りましょう。
まあただ、野良チームプレイ対人ゲームをイライラせずにやるのは聖人でもなかなか厳しいと思いますので、イライラ発散用の何かを用意しておくととてもいいです。
自分は空の2Lペットボトルをそばに置いていました🍼
Amazon にて綾鷹を定期便で購入してたんですが、これがまた殴るのにちょうどいいんですよね😂
真面目な話、安く買えるし普通にオススメです。
もちろん考えなしにただやるのではなく、そのステージやルール、持ち武器、自分の立ち回りの相性を見極め、どこが自分が勝ちやすい場所なのか厳選します。
もしウデマエが落ちてしまったら、そこはまだ適正ではなかったということです。適正ならそこから全勝してすぐに戻ることができます。下がってしまってもとにかく潜り、持ち武器と決めた相棒の練度をひたすら上げましょう。
ちなみに、リーグマッチやプラベで自分より強い人達相手に練習するのもかなり効きますが、それだけではダメです。必ずガチマッチで、意思疎通のできない野良味方と連携するという経験をたくさん積んでください。
味方の編成や立ち回り、相手の編成や立ち回りを見て、柔軟に戦況判断ができるようになりましょう。
ギア集め
最初は立ち回りやすい、イカ速、インク効率系、安全靴、性能アップが使いやすいと思います!
練度が上がってくると、インク効率系は段々と不要になって来ます。その分空きができるので、自分の立ち回りやルールに合わせたギアを考えましょう。
自分もギア構成も有名プレイヤーを参考にしつつ、あれこれ考えながら、動きやすいものを追求していきました。
結果到達したのは、こんな感じでした。
1枚目はステルスジャンプ型。主にエリア、ヤグラで使用していました。
2枚目はイカ速型。機動性重視で、スピードが重要なホコとアサリで使用していました。
最近は、ヤグラと復帰に時間がかかるステージ以外はずっとイカ速型を使っています。なぜかというと、自分がそもそも生存意識高めの立ち回りをしており、ステジャンがないと沼 or ボム殺されるような場所にはあまり飛ばないようにしているからです。
復活短縮、ジャンプ短縮、爆減は 0.1 ずつ入れておくだけでもとても立ち回りやすくなります!
安全靴は 0.1 か 0.2 がよく使われている気がします。ローラーは結構頻繁に敵インクを踏むので 0.2 つけてます。
当初は確殺範囲が広くなるメイン性能アップを多くつけていたのですが、やはり慣れてくると減らしても倒せるようになってくるので、最終的に 0.4 まで減りました。
メイン性能のダメージ計算は以下サイトが分かりやすいです!
実はローラーは 1.0 積むよりも 0.4 の方がダメージ高いんですね😏
といった感じで、自分の武器、立ち回り、ルール、ステージ、その日のエイム力によって、使い分けられるように色々な型を用意しておくととても動きやすくなります!
自分は頭服靴全て3つずつくらいはありました。例えばエイムの調子悪い日は確殺範囲を広げるためにメイン性能アップを多めに載せたギアをつけるとか。
憧れの X へ
そんなこんなでスプラやり込み生活開始から三ヶ月。
2020年7月15日、ついに昇格しました。
ローラーが1番苦手とするガチエリアで、初 X になりました。
一度 X になったら、あとのルールは比較的スムーズに上がりました。
2020年9月27日に最後のアサリが上がったことで、本気でガチマッチを始めてからぴったり半年でオール X に到達しました。
S+3 の壁を突破すると、S+4~9 まではほぼヒビ割れなしで上がることができました。
やはり、自分なりの立ち回りを考え、反省・改善し、極めることが大事だと感じました。。
まとめ
そんなこんなで、S+0 からオール X になるためには、半年真面目に勉強すれば達成可能ということでした。
次回は、S+ になるためにやったこと、S+ で安定するためにやったことについて詳しくまとめられればと思います🦑